弁護士の選び方

成年後見制度を利用する際は、まず弁護士に相談してみるのが良いでしょう。成年後見制度の申し立てには手続きや書類の作成が必要となります。弁護士を頼らずに自分で申し立てを行うことは可能かもしれません。しかしこのような場合には、法律の専門家に相談して任せてしまうことがスムーズに事を運ぶための最善策でしょう。

相談弁護士への相談と言っても、それぞれの弁護士には専門分野や得意とする案件があります。相談する際には、どの弁護士に依頼するのかを選ぶ必要があります。弁護士の選び方としていくつかのポイントを挙げておきましょう。成年後見制度の取り扱い実績があるのかどうか。制度のメリットだけでなく、デメリットに関してもきちんとした説明があるのか。手続きや費用を明確に提示しているかどうか。そして最後に、依頼する弁護士にはプライベートな情報を託すことになります。しっかりと話しを聞いてくれ、自分が信頼できる弁護士を選ぶことが必要不可欠となります。

弁護士への相談となると、かかる費用や期間などの様々な疑問が浮かんでくるかと思います。親身になって相談に乗ってくれる弁護士なら、疑問点を解決した上で、スムーズに手続きを行ってくれるでしょう。

成年後見制度とは

弁護士に相談できる問題の中で身近であり、利用する可能性が高いものは成年後見制度でしょう。この制度は病気や障がいなどで、物事を自分で正しく判断することができなくなった人の権利を守り、支援するための制度です。病気などでこの様な状態に置かれてしまうことは、誰にでも起こる可能性があります。成年後見制度を正しく理解し、利用すれば、未然に対応策を取ることが可能となります。

成年後見制度の中身は二つに分けることができます。一つは、自ら判断ができない人のために裁判所が後見人を選任する法定後見制度。この制度では、本人の判断力の差によって後見・補佐・補助の三つに分類されます。もう一つは、将来に判断力が低下することへの対処として、判断力があるうちに自ら代理人を決めておく任意後見制度です。

判断力が低下してしまうと、自分自身で財産の管理を行うことや重要な契約をすることが正常にできなくなってしまいます。その様な場合でも、本人の代理として管理・契約を行う成年後見人がいれば心配には及びません。また、法定後見制度、任意後見制度の両制度ともに家庭裁判所の介入によって監査が行われるので、安心して制度を利用することができます。

弁護士への相談

日常的に弁護士へ相談する機会はあまり多くはありません。弁護士と言う職業名を聞くと、少し大事な印象さえ受けてしまします。弁護士が扱う案件は多岐に亘っていて、一般人の日常生活に深く関係する物も多数存在しています。一般人が相談する可能性のある問題を少し例として挙げてみましょう。離婚問題や雇用問題、セクハラ問題。そして忘れてはいけないのが成年後見人の問題です。

成年後見制度成年後見制度について弁護士に相談するのはどんな時でしょうか。自分の家族や親せきの判断力が低下してしまい、代理人を立てる必要がある時。また、自分自身の判断力が将来的に低下してしまうことを不安に感じた場合などが該当します。成年後見制度と聞くと法律が絡んでいるために、難しいと言う印象を受ける方もいるでしょう。しかし、要点をしっかり押さえておけば、誰でも利用できる制度です。また、弁護士に相談する際は、それぞれの弁護士の得意分野を比較して、自分に合った弁護士を見つけることが大切です。実際に弁護士と話してみるまでは相性が分からないことも多いです。合わないことも考慮して、セカンドオピニオンを行うのも有効な手段です。

成年後見制度の利用を検討している方はたくさんいるでしょう。しかし、法律のことはよく分からないと踏みとどまってしまう人も少なくありません。その様な場合は弁護士に相談してみると解決できる可能性があります。当サイトでは成年後見制度の基礎的な情報や弁護士の選び方を紹介しています。